J. of Taroten

1年生への学科ガイダンスをしました (C4面：大学教育，2004.10.18)

学科選択のためのガイダンス

　1年生への学科紹介は，学科長の重要な仕事。現在，志願状況の良くない土木としてはここが頑張りどころである。6類の中では，建築，土木，社工の志願順だったのが，いつのまにか，建築，社工，土木になり，そして，社工，建築，土木になっている（開発を無視しているわけではないけど，開発は全体のマスが小さく他の学科の志望状況へ与える影響が小さい）。いろいろ，話の中身について，戦略も練ったのだが，結局，土木に入ったら何が勉強できるか，どういう就職口があるか，という近い未来の利益誘導作戦でいくことにして，それに対応したパンフレットも作成。パンフレットも，先生が書くと，「不人気学科の先生が勝手に頑張ってる」と思われるので，学生の声という形で，学生が教育内容を紹介するという形式で1年生を信用させるという心理学作戦を導入。ご協力いただいた学生の方々，ありがとうございました。パンフレットでは，藤井助教授 の絶妙のデザインも光っています。

一番笑いは取りました

　話の内容がよかったかどうかはわからないが，一番笑いは取りました。1年生のあごの筋肉をほぐしてあげたという感じです。一番前に座ってた学生が，「土木も良いかも」ととなりと雑談しているのを耳にはさんですかっり機嫌を良くしてしまいました。まあ，しかし，笑いを取ることと，実際に土木に来ようと思うことは全く別次元。「土木に進学する」というと，「名前がダサすぎて，彼女に言えない」，「親戚に格好が悪い，と親に泣かれた」なんてことになってしまいそうだ。まあ，でもガイダンスは最大限頑張りました。来年6類の中で，2位に志望順が回復したら，たろてんの成果だと思う。

　（追記）実際回復しました。東工大在職中のお話しです。